2015年7月20日
KOTETSU (vo.tb )・成田祐一(Fender Rhodes) ・石本大介 (gt) ・中林薫平 (ba) ・工藤明 (per)
振り返り( ..)φメモメモ
☆2nd Anniversary Special shows☆
「月末に2周年となるバールRHODESが皆様にお届けしたいライブの第三弾は、やはりこのかたKOTETSUさん。 通常のKOTETSUバンドのサウンドからは、またひと味違った、ほぼアコースティック楽器のみで奏でられるスペシャルナイト。 この日の為に中林薫平(bs).工藤明(per.)を迎え、KOTETSUオリジナル楽曲の数々が、また違った表情を見せるエキゾチックな夜。 KOTETSU流、”アンプラグド”をお見逃し無く。」
ということで始まったこのライブ。
まずはKOTETSUさんがまた体調不良でリハーサルを大幅遅刻。メイン不在のリハが開始されたと思ったら、薫平さんのウッドベースに異変が。。。ブリッジが折れてしまい修理に出すにも連休中。。。ということで、最近KOTETSUさんと小泉P克人さんに選んでいただいたバールRHODES保有のエレキベースで何とかしようということになり。。。
いやいや、薫平さん、何とかすると言うところではありませんでした。
本当に、素晴らしいサウンドを届けていただいて、しかも、アンプラグドということで、最大限に控えめながらも芯のあるサウンドで盛り上げてくださいました。
それに呼応するように、成田さんのフェンダーローズがまた冴えわたって、薫平さんのベースとのからみは絶妙、結果的にもの凄いクールでマチュア―なサウンドになったという、素晴らしい展開。
それを聴いてか、(聴かなくてもですが)石本さんのアコースティックギターも大人し過ぎることなく生き生きとして、いつものように聴きどころも満載。
初出演の工藤明さんがまた、カホン2台というユニークな構成で、お客様を圧倒させるパフォーマンスを。
もう、バンドのサウンドには非の打ちどころもない、楽しさ満載のものが届けられました。
そして、主役のKOTETSUさん、マチュアなバンドに囲まれてKOTETSUさんの声が最高のバランスで浮かびあがるという、こんなに主役が主役であったKOTETSUバンドは未だかつてなかったのではないかという中、本当に気持ちよく無理なく歌っていらっしゃるような気がしました。オリジナル曲の中に、1stと2ndで1曲ずつカヴァーを交えた構成でしたが、全ての曲がKOTETSUさんらしく自由で遊び心も満載で、何度もリピートしているお客様でも飽きさせない、今宵限りのサウンドやアレンジがちりばめられていました。
また、今回は、オークションで安く入手したという摩訶不思議なトロンボーンも登場。見た目はいいんだか悪いんだかわからないのですが、音はかなり通っていて面白いサウンドでした。