2015年3月17日
Hiro-a-key (vo) ・小林岳五郎 (Fender Rhodes) ・中村亮 (ds)
振り返り( ..)φメモメモ
この素晴らしいトリオ、いつかバールRHODESでやっていただけないかとずっと思っていました。ようやく、やっと、この日が来ました!
バールRHODES初出演のHiro-a-keyさんの声はクリアーな響きの中に魂が吹き込まれていて、聴く者の心を心底温めてくれる。ノリも最高に良いのだけど、ノッた後に感じるこの胸の熱さは、彼のハートの温かさ、深さなのかもしれません。オリジナルも人としての厚みを感じさせるものばかり。独特の曲の解釈で皆をアッと言わせた"Can't take my eyes off you"も圧巻。自分の感性を信じているからこそ説得力があるのでしょうね。 バールRHODESがHiro-a-keyさん色に染まり、Hiro-a-keyさんのノリのなかで踊りだして、Hiro-a-keyさんに温かく包まれたような、今までに感じたことのなかった新たな空気の中で聴く人たちの心も心地よくグルーヴしているようでした。
鍵盤奏者の小林岳五郎さんも慣れたバンドということで、本当に楽しそうにプレイしてくれましたね。Rhodesにキーボードにシンセベースに、さらにはヴォイパにコーラスにと大活躍でした。驚いたことに、何度もバールRHODESに出演していただいているのに、ドラムが入るライブはこれが初めてだったのでだそう。
そのドラマーの中村亮さん、その独特で最高のグルーヴ感を演出している犯人はこの人ですよね。本当に罪深いほど素敵なドラム。この人ほど潔く無駄をそぎ落とした、しかも温かみのあるドラムワークができる人はいないと思ってしまいます。
飛び入りで演奏してくださったのは、サックスのDavid Negreteさん。1曲ブイブイ言わせてくれました。