3月8日 (火) 2016
紗理 (vo)・成田祐一 (Fender Rhodes)・中林薫平 (ba)・柴田亮 (ds)
若いながら多くのジャズファンを虜にしてしまうジャズシンガー紗理さんが、素晴らしいジャズスタンダードを残した偉大な作曲家を取り上げ、その作曲家の曲だけで構成するライブ。The Great American Songbook シリーズ。 Vol.1はCole Porter。Vol.2はRichard Rodgers。 遂にやって参りました!!3回目となる今回は、皆さんご存知、Rhapsody in Blue、Summertime、I Got Rhythmなどたくさんの名曲を産み出したGeorge Gershwin(ジョージ・ガーシュウィン)。ガーシュウィンのナンバーとそれにまつわるエピソードを交えながら、彼の生涯にも触れ、ライブをしていき ます。ジャズの事をよく知らない方でも、知っている方でも、楽しんで頂けるライブだと思います。是非この機会をお見逃しなく★
Open 18:00 | First 20:00 | Second 21:30
Music Charge ¥2,800 (adv.) / ¥3,300 (door) | プラス1品~
振り返り( ..)Φメモメモ
若いながら多くのジャズファンを虜にしてしまうジャズシンガー紗理さんが、素晴らしいジャズスタンダードを残した偉大な作曲家を取り上げ、その作曲家の曲だけで構成するライブ。The Great American Songbook シリーズ。 Vol.1はCole Porter。Vol.2はRichard Rodgers。 遂にやって参りました!!3回目となる今回は、皆さんご存知、Rhapsody in Blue、Summertime、I Got Rhythmなどたくさんの名曲を産み出したGeorge Gershwin(ジョージ・ガーシュウィン)。ガーシュウィンのナンバーとそれにまつわるエピソードを交えながら、彼の生涯にも触れ、ライブをしていくというこの素晴らしい企画。
なんと昨年5月以来の紗理ちゃんのThe Great American Songbook。回を重ねるごとに、感動するというか本当に楽しくて仕方ありません。
彼女のこのライブに対する準備の仕方が本当に半端なく、作曲家への愛に満ちていて、あらゆる角度からその人を調べ分析し、そして歌の背景から何から何まで自分の中でかみ砕いてからここに立っている。だからこそ、ストーリーのしっかりとした展開になっていて、本当に自らのオリジナル曲で綴っているかのような楽しさと感動を届けてくださる。これはジャズを知らない人でも心から楽しめるものではないでしょうか。
また、バンドの皆さんが、この日のために新たにアレンジしてくるスタンダードが、もう激ファンキーで激クールで聴き慣れた感じなど微塵もなくなるほどのナニコレものになっている楽しさ。聴き慣れている曲たちが大変身する瞬間、新たな生命を吹き込まれて躍動する、そんな驚きと感動がありました。多分メチャメチャ難しい曲に仕上がっているにもかかわらず、歌いこなしてしまう紗理ちゃんとさらに自由にファンキーにキメてくる成田さん、薫平さん、しばりょうさん。最強のバンド。
もうなんだか、歌が上手いとか、咀嚼力があるとか、バンドが凄いとか、そんな次元を超越した感があった今回のライブ。曲の力と紗理ちゃんやバンドの皆さんの力が本当に素晴らしく溶け合った奇跡の瞬間に立ち会えたのかもしれません。本当にたっぷりとSari sings the George Gershwin Songbookを堪能させていただきました。