2015年8月18日
中村健吾 (ba) ・高木里代子 (Fender Rhodes) ・Gene Jackson(ds)
振り返り( ..)φメモメモ
NYでご活躍のスーパーベーシスト中村健吾さん、久しぶりの再演となりました。今回は、バールRHODES初出演となる美しすぎるピアニスト高木里代子さんにFender Rhodesに挑戦していただきました。 また、ドラムのGene JacksonさんもバールRHODES初出演!さらには、たまたま今お嬢さんのお誕生日で渋谷に滞在しているテナーサックスのDon Bradenさんも後半から参加してくださいました。
中村健吾さんが、優しくにこにこしながら里代子さんに伝授?して引っ張っていく姿が印象的でした。それを受けて、里代子さんは動じることなく涼しい顔をして受け止め、お人形のような愛らしい顔やお色気の感じさせる衣装とはうらはらな、激尖がったソロプレーに展開するという。。。いやはや、参りました。里代子さんは、最初は重たい鍵盤のFender Rhodesに少し手こずっているようでしたが、どんどん慣れて来て、後半は自分のものにしてしまいましたから。
Geneさんはそれを淡々と、でも遊び心満載に支えて、ソロでは激ぶっ飛んで遊んでいただきました。
今回は、中村健吾さんのオリジナル曲3曲と高木里代子さんのオリジナル曲2曲も披露してくださったり、ちょっとまさかのアレンジのテイクファイブなんかも聴くことができました。
そして、ゲストで2ndからアンコールも含め4曲もやっていただいたDon Bradenさん。彼は,クリス・ポッター,ジョシュア・レッドマン,マーク・ターナーらと共に1990年代に登場したヤング・ライオンの一人で,90年代のハード・バップを推進させた立役者です。
彼のスムーズで美しいテナーサックスがどんどんファンキーになっていって、それを健吾さんも里代子さんもGeneさんもノリノリで受け止めて、どんどんと盛り上がっていく様は圧巻。ここはもうNYのホットなライブハウスと化し、お客様も大興奮。
本当に楽しい奇跡のライブとなりました。